アメリカに6年も住んでいたら英語ペラペラだよね!

え・・・
よく聞かれることですよね。
皆さんは英語しゃべれますか?

ちなみに私はしゃべれません。

英語だけではなく、中国語もしゃべれません…
実をいうと、私は本当に語学が苦手すぎるので、これまであらゆることを試してきました。
なので、勉強方法やそれにまつわる情報に関してはすごく詳しいです。
今回は、もし英語がしゃべれなくて悩んでいる人がいたら、
「こんな方法でしゃべれるようになるかも」というふんわりした情報と
なんならしゃべれなくても「全然大丈夫ですよ!」とか
「悩まなくても仲間はいっぱいいるよ!」とか

気持ちがちょっとでも軽くなるような事を書いてみようと思っています。
駐在妻のタイプは大きく分けて3つ
世間のイメージ的には、ランチばっかりしてるとか、日本人とばっかりつるんでるから英語がしゃべれないんだとか…

これだから駐在妻って…
とまあ、色々と言われてしまうわけです。
私自身は、中国からアメリカへのスライドなのですが、中国の時は初めての駐在だったこともあって語学学校へ通ったり、個人レッスンをお願いしたりして勉強しました。

ただ、やはりどうしても語学は苦手…
日常会話の中でもよく使う言葉。
例えば、買い物に行ったときに使う言葉や、タクシーで移動するときに使う言葉、お手伝いさんに何かを伝える言葉、などなど、
基本的な言葉は話せるようになりましたが、やっぱりペラペラと言葉を操ることは出来ませんでした。
もちろんアメリカでも、近所のチャーチで教えてもらったり、チューターをつけたり。
グループレッスンや個人レッスン、基礎英語のCDを買ったり、子供向け教材をやってみたり、
色々と試しましたが、全然上達しません。

ほんとうに英語の勉強が苦痛でたまりませんでした。
ネットで駐在妻さんたちのサイトを見ても、みんな英語ができてランチや買い物を楽しんでいたり、ボランティアをしたり、現地のイベントに行ったり。
なんて楽しそう!毎日充実していてうらやましい!セレブ奥様!
それに比べて私は…と
自分だけが取り残されているようで、落ち込んだことも1度や2度ではありません。
でも、現地の生活に慣れてきて、周りを見回したら、

あれ?あんまりキラキラした駐在奥様っていなくない?
って、気づいてしまいました。
そこから、私の駐在奥様ウオッチが始まったのですが、
私の研究では(大げさ)大きく分けて3パターンの駐在奥様を発見することができました。
バリバリ英語派
まず、一番少数派なのではないかと思われる「バリバリ英語」派。
学生のころは英文科だったり、留学経験があったり、とにかく英語が好きで、もともとある程度日常会話には困っていない。
もしくは、日本ではガッツリ仕事をしてきたいわゆる「バリキャリ」の方。
夫の海外駐在で、自分のキャリアをどうするのか、さんざん悩んでついてきたので、来たからにはしっかり結果を残して帰ろうと考えている前向きな方。
このグループに属する方たちは、日常会話ができるので、一人で行動するのも平気です。
なのでレベルが高い語学スクールや大学のオープンスクールにほぼ毎日通います。
もともと英語が好きなので、上達も早いですし、
オープンスクールで現地の友達もできたりして、さらに英語の達人になっていきます。
日本人と交流大事派
このグループが一番多数派。
英語も勉強したいけれど、まずは日本人の知り合いを見つけるために日本人グループの英会話スクールに入ったり、現地の家庭で開催されている英語でお料理教室といったイベント性の高い英会話の勉強の方が好き。
そもそも、自分の意志で来たわけじゃないけど、せっかくだからできるだけ楽しいことを見つけたい。
特に英語に思い入れもないし、絶対ペラペラになりたい!などとは思っていない。
いや、しゃべれたらすごくいいんだけど、毎日オープンスクールに通うよりも、子どもに関する情報をみんなと共有したい。
買い物するときの英語は得意!
引きこもり派
実はこのグループも隠れ多数派
こどもが小さくて、英会話スクールにも日本人妻の集まりにも、なかなか参加できない。
駐在は望んできたわけじゃない。
世間で想像されている駐妻と自分とのギャップに驚いている。
来たばかりの時は、語学も習得しよう!あそこもここも行ってみたい、日本人の友達を作っていろんな経験をしてみたい。できれば現地の友達も作って…と頑張ってみたものの、頑張りすぎて燃え尽きてしまった人も。
日本人の狭いドロドロした世界が苦手。できれば挨拶だけで済ませたい。
英語を習いたいなら家でネットを使ってできるし、わざわざオープンスクールに通う必要はないと思ってる。
3つのグループはほぼ交わることがない
私自身は、「日本人と交流大事派」の成分がちょっとだけ入ってる「引きこもり派」です。
転勤が多かったので、最初から引きこもっても大丈夫な準備(心の準備と物理的な準備)をいつも心がけていました。
そもそも、この3つのグループは考え方もバックグラウンドも目指す方向も違うので、交わりあうことはほぼありません。
バリバリ派は、英語もしゃべれないのに勉強もしないでもったいない。あんまり一緒にされたくない。(引きこもり派には気づいていない)
って思ってるし、
交流大事派は、貴重な海外での生活を勉強だけで終わらせるのはもったいない。(引きこもり派には気づいていない)
って思っているし、
引きこもり派は、最初はつらかったけど、めんどくさい付き合いもしなくていいし、自分のペースでそこそこ楽しくやってるから「英語が上達するための〇〇」とか結構大きなお世話。
と思っています。
それぞれ住み分けができているので、お互いのことを干渉しあわなければ争いは起こりません。
ただ、学校行事や会社の行事などで一緒に行動をしなければならない場面でしばしば…
あなたはどこのグループに入りますか?
で、喋れなくて大丈夫なの?
私自身は「しゃべれなくても大丈夫」だと胸を張って言い切ります。
どうしても必要な言葉は嫌でもそのうち覚えられるので、つらいならやらなくてもいいと思っています。
バリバリさんからみたら、なんで英語(に限らず現地の言葉)をしゃべらないで平気なんだろう?と思われてるんじゃないか、
意識の低い人、志の低い人と思われるんじゃないか、
自分だけができないんじゃないか、努力が足りないダメ人間なんじゃないか、などと落ち込みそうになりますが、そこは考える必要ありません。
私は全然しゃべれませんが、パソコンは人に教えられるほど得意です。
毎日パンを焼いていたので、けっこういい感じの腕前です。
英語がしゃべれなくても、お料理が上手な人はいませんか?
英語がしゃべれなくても、絵を描くことが得意な方はいませんか?
英語がしゃべれなくても、写真を撮ることが上手な人、手芸が得意な人、お花を育てるのが上手な人、絵本の読み聞かせなら負けないっていう人…
英語がペラッペラにしゃべれる人にもできない事はあります。
たまたま、英語が好きで得意な人がいて、たまたま私はパソコンが好きで得意だっただけです。
だから、無理して語学をがんばる必要はありませんし、日本人同士のご近所づきあいもほどほどでいいんです。
いっそのこと趣味を極める
語学はもうやらない。
でも、何もやっていないのもちょっと気が引ける。という方は
いっそのこと趣味を極めてしまいましょう。
幸い、時間だけはたっぷりある、という人が多いので、その時間を自分の好きなことだけに集中させましょう。

私は中国でクロスステッチとパン作りにはまりました。
毎日ちくちくちくちく、こねこねこねこねしたおかげで、一生引きこもっていても大丈夫なくらいのスキルが身につきましたよ!
そんな趣味でやっていたスキルが誰かの役に立つかもしれません。
例えばイラストや手芸作品など、自分の趣味や得意なことを提供できる、知識・スキルの販売サイト【ココナラ】なら、得意を生かして副業することも可能です。
もしくは、資格取得コレクターになってみる。
色んな資格を持っていると、帰国した時に役に立つこと間違いなしです。
あなただけの「得意なこと」が必ず見つかります。
でも…もしあなたがちょっとでもしゃべりたいと思ってるなら
でももし、ちょっとでもしゃべりたいと思ったら。
絶対に勉強は続けるべきです。
なぜなら、私のように最終的に残念な語学力にしかならなかったとしても、「自分は語学が苦手なのにこれだけ頑張った」と納得できるし、頑張ったことを生かすことが可能だからです。
例えば、英語ができなくて悩んでいる人に「大丈夫だよ」ってアドバイスしてあげることもできますし、その経験をブログにすることもできます!(←私)
語学が全然上達しなくて、一人で悩んでいる人は世界中にいっぱいいますよ。
隠れ仲間はたくさんいるので、自分のペースで自分の人生を楽しみましょう。
自分のペースで語学の勉強をするにはオンラインやスマホアプリで空いた時間に手軽に勉強するのが一番。
たとえば、1日33円から始められる スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)。
日常英会話がスマホアプリで手軽に勉強出来ちゃいます。
英語が苦手だけど頑張りたい!という方にはレベル別頑張り方を書いてみました。
私は超初心者から、初心者くらいにはレベルアップできたかな~

ハローしか言えないけど、でも…英語しゃべれたら世界が変わります。
超初心者向けオンライン英会話スクールはこちらも参考にしてください。

まとめ
いかがでしたか?
私は10年以上海外で生活しているのに語学が苦手だということがものすごいコンプレックスでした。
実は帰国した今でもコンプレックスであることは変わりありません。
でも、自分の好きなこと、得意なことを少しだけ頑張ったことで
帰国した今、心の支え、そして収入の支えになっていることも事実です。
大丈夫、キラキラした駐在奥様なんてどこにもいません。
みんな同じように悩んで、同じように模索して、人よりちょっとだけ好きなことを見つけただけです。

あなたの好きなことは何ですか?
もし、どうしても落ち込んでしまったり、淋しくなってしまった時は
全然語学がダメなのに10年も海外生活をしていた、わたくし知佳のことを思い出してみてください。勇気が出るはずです!
コメント頂ければ、私のダメっぷりをもっと紹介しちゃいますよ(笑)

記事を読んでちょっとだけ心が軽くなってくれたらうれしいです。


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