【海外から中学受験にかかる費用】準備から卒業まで、いくらお金がかかるの?

    ※一部PRが含まれます

    海外駐在って一回すれば家が一軒建つんでしょ!

    と、大昔は言われていましたね。

    そんな人もいるかもしれませんが、少なくともウハウハなことは決して、決してありませんよね???

    海外で暮らしている時のお給料って、ウチの場合「米ドル〇〇%、日本円○○%」って感じで分けて振り込まれていたみたいなので、帰国して日本円が思ったより少なくて愕然とした記憶があります。

    ウチは母子帰国をしたので、しばらくの間お給料すべてを日本円にするわけにもいかず。

    なのに、私立中高一貫校に2人入れちゃったので、まぁ結構アップアップの生活でした。

    私がお金のこと、全然しっかりしていなかったからっていうのもあるんですけどね。

    今回は、中学・高校・大学の受験準備から卒業まで、どれくらいお金がかかるのかズバリ調べてみました。

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    目次

    中学受験にかかる費用

    まずは中学受験をする場合の費用です。

    首都圏の学校を受験する場合の目安を、ざっくりと計算してみました。

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    受験準備にかかるお金

    ここがね、海外子女の場合、日本国内受験生よりも大変なんですよね。

    まず、テキストひとつ取り寄せるにも、時間もお金もかかります。

    通信教育だって、すべてタブレットやPC完全対応ならまだいいんですが、教材を送ってもらうタイプだと、毎月それなりの送料がかかります。

    中学受験を決めたなら、できれば我流ではなく、塾などで情報収集しながら準備しておきたい。

    帰国生に人気の高い学校が第一志望なら、

    目安として、海外生・帰国生専門のスクールJOBAの受講費を参考にしてみます。

    個別指導の場合

    コース科目費用(月額)
    個別指導α
    国語、算数、数学、英語、理科、社会
    週1コマ22,000円(24,200円)
    個別指導β
    英語Essay、日本語作文、小論文
    週1コマ24,000円(26,400円)
    ※個別指導の場合、週2コマ以上のお申込みとなります

    例えば、国語と算数、英語Essayを受講する場合、週3コマ必要になるので、月額は68,000円(税込74,800円)になります。

    ちなみに、海外から受講する場合消費税はかかりません。

    だいたいこれだけで年間80万前後。

    もう少し価格を押さえたい場合は、集団授業を選ぶこともできます。

    集団授業の場合

    コース科目費用(月額)
    小5 中学入試対策国語
    算数
    英語
    13,200円(14,520円)
    19,200円(21,780円)
    32,400円(35,640円)
    小5 English Language Arts英語13,200円(14,520円)
    小6 中学入試対策 難関校国語
    算数
    英語
    13,200円(14,520円)
    19,200円(21,780円)
    32,400円(35,640円)
    小6 中学入試対策 中堅校国語
    算数
    英語
    13,200円(14,520円)
    19,200円(21,780円)
    25,200円(27,720円)
    小6 広尾学園対策英語26,400円(29,040円)
    小6 English Language Arts英語26,400円(29,040円)
    小6 Jyuken Mathematics算数10,560円(11,616円)
    ※随時、1週間の無料体験授業が受講できます。

    さらに、だいたい3,000円〜10,000円ほど、それぞれテキスト代がかかります。

    海外受験校の場合、これらが特別高いわけでもなく、むしろ費用も公開してくれていてかなり良心的。

    これに、夏期講習・冬期講習・一時帰国時の全国模試などを考えると、年間120万円前後は考えておいたほうがいいですね。

    これって純粋な教育費のみ。

    実際は、一時帰国のための費用や、学校見学や模擬試験を受けるためにホテルに宿泊したり、と、思った以上にお金がかかります。

    英検の受験費用も、案外バカになりません。

    2級までなら準会場での受験ができるので、近くの学校などで開催されます。

    準1級の場合、ロンドン・ニューヨーク・ロサンゼルス・ホノルルの4会場しかありません。

    一次試験が受かったら二次試験にも行く必要があるので、往復2回の移動が必要です。

    ウチはニューヨーク会場で受験しましたが、移動は結構大変でした。

    さらに、ホテルの予約は早めにしないと、近いホテルはすべて埋まってしまいます!

    一次試験に合格した場合、二次試験に不合格、もしくは受験できなくても、1年間は一次試験が免除になります。

    なので、二次試験だけ日本への一時帰国の時に合わせて受けることもできます。

    会社が負担してくれる一時帰国の制度があれば、学校見学や全国模試のスケジュールを上手に合わせて、なるべくギュッと濃いスケジュールを組みましょう。

    結構大変…

    中学受験準備にかかる塾代などの費用は、年間120万円〜

    受験準備にかかるお金をちょっとでも安く済ませたい場合

    教育教材費を絞りましょう。

    とはいえ、無料のネットプリントだけでは中学受験を乗り切るのはかなり厳しい。

    どうしても広尾!慶応!渋幕!でなければ、オンライン家庭教師で「海外受講ができる」ところを利用するのがおすすめです。

    通信教育の場合、人の目が届きにくいので、気付いたら「テキスト真っ白!添削問題もやってない!!!」という事態に陥る可能性も。

    普段から「テスト」に慣れるのを重視したいのであれば、東進オンライン学校がおすすめ。

    東進オンライン学校は、「映像授業」+「確認テスト」で定着を図る新しいタイプの通信教育です。

    いわゆる、スタディサプリのような映像授業だと、学習計画を立てるのが大変だし、どうしても定着が難しい。

    通信教育だけだと、わからないところの解説が若干足りない。

    それらのいいとこ取りをしているのが、東進オンライン学校です。

    全国統一小学生テストを主宰する中学受験塾の名門「四谷大塚」と、海外展開もしていて、全国統一中学生テストを主宰する進学塾「東進」がタッグを組んだ「東進オンライン学校」

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    受験当日(前後)にかかるお金

    数年前まで、海外で受験できる学校もありましたが、基本的には学校での受験になります。

    となると、飛行機代、最低でも子供とお母さんの分二人分かかりますよね。

    飛行機代は自腹になると思うので、これがかなり大きい。

    普段からコツコツマイルをためて、足しにしたいところ。

    さらに、専願で1校だけ受けることって、結構少ないのではないでしょうか?

    メルマガ読者限定記事でも書きましたが、併願校は何校か受けたほうが安心です。

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    それなりの期間日本に滞在する必要がありますよね。

    実家や残してきた自分の家が近くにあるならラッキー!

    でも、受験校の近くに頼れる家が無い場合、交通費、ホテル宿泊などがかかります。

    中学受験ということは、子どもはまだ小学生なので、一人で宿泊することはできません。

    お母さんと二人で、1週間とか10日とか。

    ホテルは受験時期になると取れなくなる&高くなるので、早めに取っておきましょう。

    複数校受験する場合は、マンスリーマンションなどを借りたほうが安上がり。

    ある程度自炊もできるし、落ち着けるかもしれません。

    あと、忘れてはいけないのが受験料。

    国立の場合、だいたい5,000円くらいなのに対し、私立の受験料は20,000円〜30,000円くらい。

    中学受験ガイドブックによると、平均4.8校受けているようなので、15万円前後を予定しておいてください。

    受検そのものにかかる費用は、宿泊費込みで30万円前後+交通費

    入学後から中学卒業までにかかるお金

    2022年度の国立中学校の初年度納入金は、

    • お茶の水女子大学付属中学校…128,200円
    • 東京学芸大学付属国際中等教育学校…270,800円
    • 千葉大学教育学部付属中学校…96,000円

    となっています。

    初年度は入学金が含まれるので、2年目からはもう少し値段は下がります。

    それプラス、制服代や諸経費、また寄付金などがかかりますが、さすが国立、かなり魅力的なお値段ですね。

    国立中学の入学から中学卒業までの3年間にかかるお金(純粋に学校に支払うお金)はトータル40万円前後

    一方、私立中学の初年度納入金の平均は、

    • 東京都…1,168,000円

    と、首都圏ではだいたい100万円前後となっています。

    受験料入学金授業料その他
    大妻中学22,000250,000491,000576,780
    かえつ有明25,000250,000492,000408,000
    頌栄女子学院25,000450,000396,000284,800
    成蹊中学30,000300,000668,000260,900
    玉川学園30,000150,000848,000481,500
    中央大学付属中学30,000290,000552,000509,800
    広尾学園25,000388,000480,000280,200
    宝仙学園数理インター22,00030,000483,600328,000
    ドルトン東京学園30,000400,000930,000323,000
    慶應義塾湘南藤沢30,000340,000870,000295,000
    公文国際25,000270,000690,000261,600
    渋谷教育学園幕張26,000280,000420,000451,000
    同志社国際20,000100,000850,000130,000
    立命館宇治20,000120,000638,000291,000
    (2022年度)初年度の学費の一例

    この表以外にも、各校「学校指定品(制服やカバン等)」必要になります。

    2年目からは、受験料・入学金が無くなるので多少安くなります。

    私立中学の入学から中学卒業までの3年間にかかるお金(純粋に学校に支払うお金)はトータル350万円前後

    ウチの場合、中高一貫校の中学校に下の子、高校に上の子がダブル受験で入学したので、これらの約倍のお金がかかりました。

    また、制服の無い学校だったので、いちばん最初の学校指定品は安く済みましたが、私服にかなりお金がかかりました。

    駐妻って海外で働けないことがほとんどなので、本当に厳しい…

    ブランクが長いと、再就職もままなりません。

    私は、ブランクが15年以上もあったのですが、たまたま手に職を持っていたので、何とか食つなぐことができました。

    帰国後の再就職に関しては早めに手を打っておいてください。

    また、駐在中に資格を取っておくこともおすすめ。

    【海外から中学受験】準備から卒業まで、いくらお金がかかるの?:まとめ

    中学受験は国内であってもお金がかかります。

    海外からの受験の場合、プラス交通費や送料など、結構大きいお金が別途かかってくるんですよね。

    中学は公立で、高校受験をさせようか、という考えもアリだと思います。

    でも、帰国子女枠の条件(たいていの場合、帰国後2年以内)に引っかかったり、高校からの入学を認めていない中高一貫校が多かったり、それはそれで大変です。

    公立中学に通っても、結局は塾代などが必要になってくるので、帰国子女サポートの充実した中高一貫校に入学するのと、トータル的にはさほど変わらないのかもしれません。

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