海外展開している帰国子女のためのハイレベル進学塾6選【御三家・渋幕・早慶に行きたい】

帰国子女のための進学塾

※一部PRが含まれます

帰国後受験を考えている皆さん、準備はどうしていますか?

中学受験にしろ、高校受験にしろ、初めてのことだらけで何をどうやって準備したらいいのかわからないことだらけじゃないですか?

ウチは最初、上の子を中学受験させようと思っていたので、小3の3学期あたりから近くにたまたまあった日本の進学塾に通わせました。

  • やっぱり大手進学塾に通わせた方がいいの?
  • 近くに進学塾が無いんだけど、どうすればいい?
  • 通信教育との違いは?
  • オンライン家庭教師とどっちがいい?

など、の疑問に答えながら、

当時の経験などをふまえて、海外進出している大手進学塾をご紹介していきます。

Tomokaってこんな人
  • 中国駐在4年アメリカ駐在6年。
  • 子供たちが1歳・4歳から海外で子育てをしています。
  • 子供たちは小学6年生・中学3年生の時点で両者とも、英検準1級、TOEIC800点オーバーの実績があります。
  • 海外で中学受験・高校受験を経験しています。
  • 偏差値69の私立中高一貫校に特別推薦枠で入学しています。

海外にいながら中学受験を準備した下の子の体験談を含めた準備について、詳しくはこちらをどうぞ。

同じ時期に高校受験を受験した経験をもとにした記事はこちら。

目次

中学・高校受験をすると決めたらまずやること

子どもの学習

まず一番初めにやっておきたいことは、

  • 自分の実力を知る
  • 学校の情報を集める

この二つです。

自分の実力を知る方法

実力を知る方法として、一つは一時帰国中に全国統一模試などを受けること。

一時帰国と統一模試の日程を合わせなければいけない点がちょっとだけハードルが高いかもしれません。

でも、中学・高校受験を考えた場合、模試に合わせた帰国日程を組むことも必要かと。

小学生・中学生が受けられる全国統一模試

もう一つは、JOBAの「海外・帰国子女センター模試」を受ける方法です。

JOBAは、海外・帰国子女専門機関で、学校フェアや教育相談、夏期講習や通信教育などを手掛けています。

その中でもおすすめしたいのが、海外・帰国子女センター模試。

ウチも利用していました。

センター模試には、小4〜中2までを対象とした、達成度確認テストと小6・中3を対象とした志望校判定テストがあります。

JOBA

試験問題や解答解説の受け取りから成績表の閲覧まで、すべてネットでやり取りすることができるので、海外でも安心。

日本での全国模試・JOBAでのセンター模試を上手に使って、今の実力を測るところから始めましょう。

学校の情報を知る方法

ある程度、自分の実力がわかったところで、少しづつ志望校が見えてきます。

時間があればそれだけ、今よりも高いレベルの学校を狙うことも可能なので、選択肢は広げていっていいと思います。

いちばん実感できるのが志望校の学校訪問です。

何となくいいなぁ…と憧れていた学校でも、行ってみると、なんか違う?と感じたり、逆に、あまり興味がないかもと思った学校が、フィーリングがピッタリあったり。

ウチも第一志望はぶっちぎりでA校だったんですが、A校、B校、C校と行ってみて…志望校が変わりました。

一時帰国中に何校も回るのは大変かもしれませんが、受験までに必ず1度は行っておきたい。

イベントなどやっていれば、それに参加するのもいいですが、タイミングが合わなくても、事前に問い合わせればOK。

受験に必要な資格とか、こんなことをやっておけばいいよといったアドバイスなどももらえたりするので、ぜひ参考にしてみてください。

海外で展開している日本の進学塾

学校の勉強

自分の実力を知ること、そして学校の情報を知ることを両方クリアできるのが、受験に特化した進学塾。

ただ、日本の進学塾が近所に無いという場合がほとんどですよね。

ウチの場合、中国の時は徒歩5分くらいのところに進学塾がありましたが、アメリカの時はちいさな個人経営の学習塾が車で30分ほどかかるところに一個だけ…

もし、そんな進学塾がご近所にあったらラッキー!

ご近所に無くても、リアルタイムオンライン授業を受けられる地域であれば、一度検討してみるのも手です。

無料体験や相談会などもやっているので、気になる塾があったら問い合わせてみてください。

もし、近所に学習塾が無い…という方は、オンライン家庭教師がおすすめ。

最難関校なら早稲田アカデミー

早稲田アカデミー

早稲田アカデミーは、難関中学高校合格を目指す小学生・中学生、そして高校生用の進学塾です。

2022年の帰国枠入試および一般入試における早稲田アカデミー帰国生の合格実績は、中学受験で慶応湘南藤沢(帰国二次)19名をはじめ、開成5名、麻布5名、女子学院4名、渋谷教育学園幕張14名、渋谷教育学園渋谷20名など、書ききれないほどの合格実績はさすがです。

高校受験でも、早慶の付属合わせて277名、渋幕、渋渋、ICUといった帰国生に人気の高いハイレベル校への合格者も多数。

所在地ニューヨーク校・ロンドン校・シンガポール校・ 台北校・ホーチミン校・クアラルンプール校など、11か国24都市
対象学年小学生・中学生・高校生
入塾テストあり
実績中学:開成・桜蔭・麻布・女子学院・早稲田・慶応、等
高校:慶応、早稲田、渋幕、渋渋、ICU、同志社国際、等
その他海外赴任予定者のための帰国生入試情報セミナー
夏期講習
オープン模試
学校説明会・個別相談会
など
公式サイト早稲田アカデミー 海外生・帰国生向けサービス

早稲田アカデミーは、小学校1年生から入塾することができます。

将来、中学受験は必須だけど、海外だから受験勉強が不安という場合は、早めに入塾し、学力を保持しつつ受験に備えるのがベストです。

駿台海外校

駿台海外校

駿台も海外展開しています。

公開されている合格実績は早稲田アカデミーに若干及びませんが、それでも駿台メソッドを海外でも十分活用できるのは嬉しい。

駿台模試を海外で受けられるのもポイントの一つです。

所在地ヨーロッパ4校・アメリカ5校・東アジア4校・東南アジア6校
対象学年小学生・中学生・高校生
入塾テストレベル分けテスト
実績中学:慶応湘南藤沢、渋渋、西大和学園、等
高校:開成、慶応、早稲田、渋幕、渋渋、ICU、等
その他帰国生入試セミナー
駿台模試
公開テスト
漢検・英検
小論文・エッセイ個別対策
夏期講習・冬期講習
など
公式サイト駿台海外校

シンガポール・マレーシア・バンコク・ジャカルタ・上海・浦東では、スクールバスを運行しています。

お茶の水にある駿台国際教育センターで、帰国後のフォローや、入試直前講習をやってくれるのも安心できる要因の一つ。

オンライン授業や無料体験もやっているので、一度問い合わせてみてください。

京進の海外校

京進の海外校

京進の海外校は、世界4にか所と少ないですが、その分オンラインが充実しています。

海外から、日本志望校を目指す「リアルタイムオンライン授業」をしているので、実際の臨場感を持って授業を受けることができるのがポイント。

在外子女・帰国子女の受験のために30年以上にわたって海外で進学塾を展開してきた京進だからできるノウハウが魅力です。

所在地ドイツ・中国・アメリカ・オンライン
対象学年小学生・中学生・高校生
入塾テスト
実績中学校:開成、慶応、渋渋、青山学院、等
高校:慶応、早稲田、渋幕、青学、ICU、等
その他オンラインは住む場所によって「クラス授業」「個別授業」に分かれる
学習相談・入試へのアドバイス
公開模試
願書や志望理由書の書き方
面接練習の指導
英検・TOEIC対策
日本語保持
など
公式サイト京進の海外校

ウチの子は、京進の広州校に半年ほど通っていました。

さすが進学塾だけあって、周りに追いつくまで宿題の量がハンパなかった。

毎日泣きながら、わからない宿題を二人三脚で頑張った甲斐があって、夏に受けた小規模の全国模試では一桁台という人生最高の順位をもらうこともできました。

オンラインでリアルタイム授業を受けることもできるので、ぜひ一度無料相談や無料パンフレットのお取り寄せをしてみてください。

ena国際部

ena国際部

ena国際部は、北アメリカに11校 カナダ1校 アジアは日本を含めて7校(中国、シンガポール)ヨーロッパ6校と、世界各地に教室を持つ学習塾です。

さらに、近くに教室がない生徒のために、リアルタイムの遠隔参加できるオンラインで授業を受けられるena-iBTがあります。

所在地アメリカ・カナダ・中国・シンガポール・ヨーロッパ
対象学年小学生・中学生・高校生
入塾テスト
実績中学校:慶応湘南藤沢、渋渋、渋幕、女子学院、等
高校:筑駒、慶応、早稲田、渋幕、洛南、等
その他オンライン学校説明会
夏期講習・冬期講習
作文・面接対策
公開帰国生模試
単元確認テスト
統一学力テスト
など
公式サイトena国際部

帰国子女の受験には作文や小論文、面接などが必要になってきます。

それらの対策講座もできるのはとてもありがたい。

帰国生入試のオンライン説明会や、無料体験なども行っていますので、ぜひ一度検討してみてください。

進学塾・通信教育・オンライン家庭教師の比較

勉強

進学塾の最大のメリットは「公開模試」の存在ではないでしょうか?

海外にいると、自分の実力を測るのがまず難しい。

補習校や日本人学校の中での順位はある程度分かりますが、全国でどれくらいなのか、同じ志望校を目指すライバルたちの中でどれくらいの位置にいるのかがわかりません。

ただ、デメリットとしては、学習習慣がついていない子や基礎学力がまだついていない子の場合、いきなり進学塾に行ってもついていくのは難しいという点です。

メリット
デメリット
  • 自分の実力・順位がわかる
  • ライバルとの差がわかる
  • ライバルと切磋琢磨できる
  • 基礎学力が必須
  • 周りに追いつくまで大変
  • 近くに無い

海外でおすすめしたい通信教育№1のすららと、受験には定評があるオンライン家庭教師メガスタ、そして進学塾を比較してみます。

スクロールできます
すらら
通信教育
メガスタ
オンライン家庭教師

進学塾
難関校受験物足りないプロ講師なら最適
先取り学習無学年ならOKできる最適
振り返り学習無学年ならOKできる自分で勉強
学習習慣ある程度
サポートが必要
講師が宿題宿題が出る
費用安い高め高め
サポートすららコーチ講師と運営講師と運営
比較表

進学塾は難関校受験や先取り学習には強いですが、振り返り学習には弱いです。

海外で特に現地校に通っている場合、振り返り学習がものすごく大事。

基礎学力がついていないと、先取りもできません。

また、今回挙げた進学塾の日本校は、入塾テストがあって平均点に満たない子は足切りされる場合も。

  • 通信教育…基礎固め・振り返り学習
  • オンライン家庭教師…完全マンツーマンでのオーダーメイドカリキュラム
  • 進学塾…ハイレベル・難関校受験

というように使い分けをするのがおすすめです。

海外展開している帰国子女のためのハイレベル進学塾:まとめ

勉強中

やはり、難関校受験に対応している進学塾は経験も実績も安心感もありますね。

ウチは、進学塾も、通信教育も、オンライン家庭教師も経験しているので言えるのですが、いちばんハードだったのはやっぱり進学塾です。

周りについていけるようになるまで、ほんとうに毎日泣きながら大量の問題を解くというのを続けました。

子供が大変なのはもちろんですが、親のサポートも、メンタルの調整なども、結構大変です。

もし、御三家や慶応・早稲田・渋幕・渋渋といった超ハイレベルで、帰国子女にも人気の高い学校を狙っているなら、迷わず、今すぐ、進学塾の入塾テストを受けてみてください。

もっと、子どもの個性を活かして、子どもの進度に合わせて高みを目指すのであれば、集団塾ではなく、オンライン家庭教師をお勧めします。

効率よく、基礎学力を上げて復習しながら受験準備をするなら、通信教育とオンライン家庭教師を併用してもいいと思います。

どの方法でも、子どもに一番合った学習方法を早めに見つけてあげることで、学力はかなり伸びますし、受験準備も比較的ラクに進めることができるので、いろいろ試してみてください。

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