お金の勉強を子供と一緒にしませんか?お金の大切さが学べる本9冊

大切なお金の話

※一部PRが含まれます

海外に住むみなさん、お小遣いってあげていますか?

海外に住んでいると、一人でお買い物にも行けないし、なかなかお金のことって教えにくいですよね。

お金のことばっかり考えているのは良くない、といった風潮も少なくないです。

でも、お金ってすごくすごく大事じゃないですか?

アメリカでは、本当に小さいときからお金について(中には投資についてまで)しっかり学ぶんですよ。

日本でも文部科学省が、学校での消費者教育・金融経済教育の2022年からの取組についてを発表しています。(参考:文部科学省における金融経済教育の取組について※PDFが開きます)

今回は、

幼児から大人までしっかり学べるお金のこと

  • お金って何?
  • お金ってどうやったらもらえるの?
  • 税金って何?
  • お金の価値って何だろう?

これらを楽しみながら学べるおすすめ書籍を11冊+αご紹介します。

目次

アメリカのお金教育事情・金融リテラシー

金の生る木

アメリカでは、子どもが道端でレモネードを売ったり、近所の芝刈りのアルバイトをしたり、ドネーションを募ったり、「お金を稼ぐ」ことを小さいうちから経験しています。

うちの子はアメリカの現地校で(確か5~6年生くらいだったと思います)パソコンゲームの中でレモネード屋を経営する授業がありました。

レモネード

レモンの原価、手数料、何杯売れば利益はいくら。

今日の気温は18度だから12杯しか売れなかった。赤字。このままいくと倒産。

今日は猛暑だったから230杯売れた!大黒字!倒産を免れた。

など。

日本でいう、お店屋さんごっこのかなり本格的なヤツです。

日本ってここまで詳しいお金のこと、経済のことって学校では全く勉強しませんよね。

  • お金って何?
  • どうやったらお金がもらえるの?
  • お金の価値って何?
  • どうして税金を払わなければいけないの?

など、簡単なようで、聞かれても正しく答えられないことを、今一度子供と一緒に考えてみませんか?

今回は、大人にも絶対読んでもらいたいお金についてのおススメ書籍を11冊+αご紹介します。

4~5歳からのおかねのれんしゅう

まずは、おかねって何だろう?おかねの違いって何だろう?おかねを持っていたらどんなことができるんだろう?

というところから始めていきましょう。

おもちゃのお金を使って、お買い物ごっこをするような感覚で、楽しくお金の計算ができるようになるとGoodですね!

お金の使い方と計算がわかるおかねのれんしゅうちょう

小さい頃に海外に行ってしまった子供たちは、日本のお金の種類をしっかりと覚えていない子も多いです。

まずは日本のお金の種類・お金の大きさなどを付録のお金カードやシールを使って楽しく覚えていきます。

  • 1円玉10個と同じお金はどれでしょうか?
  • 50円3つと100円2つ、どっちが大きいでしょうか?
  • トマト1個ときゅうり1本を買ったら合わせていくらでしょうか?
  • そしてどのお金を出せばいいでしょうか?

スモールステップで楽しく進んでいくので、知らないうちにお金のことが身につきます。

お金カードがついてくるので、おままごとの時にも使えて一石二鳥ですよ~

\お買い物編も一緒にどうですか?/

Z会 まなべるおかねとしゃかい

うちの子たちは小さいとき、お金は無限にお財布の中から出てくるものだと思っていました。

海外にいると、どうしてもお金を触らせないことが多いです。

うちのお金って、どこからどうやって来るの?

カードを使うとお金を払わなくていいなら、全部カードで好きなものを買っちゃえばいい!

そんな疑問も解決してくれるのがこのZ会ドリル、

「まなべるおかねとしゃかい」

お金の種類やしくみ、お買い物やおつり、そしてお給料など、結構リアルなお金のことを、子供の目線でわかりやすく説明してくれています。

付録には、シールや切り取って使える紙のお金がついているので、お店屋さんごっこをしながらお金について学べます。

絵で見て学べる!お金ってなんだろう?

おかねの種類や使い方になれて来たら、じゃあこのお金っていったい何なんだろう?という疑問にズバズバ答えていきましょう。

  • 本はお店でお金を出して買うのに、じゃあどうして図書館の本はタダで貸してくれるんだろう?
  • 100円のノートを買ったけど、110円ですって言われたけどどうして?
  • ためたお金使うのはもったいない…
  • オンラインゲームで課金したいけど、見えないお金は大丈夫だよね?
  • ウチのおじいちゃん働いていないのにいろんなものを買ってくれるけど大丈夫?

それ以外にも、お小遣い帳はどうして付けたほうがいいのか?とか、お金持ちって偉いの?とか、聞かれてもなかなか答えずらいお金のことを、マンガでわかりやすく答えてくれます。

お小遣いそろそろ上げたほうがいいかな…って時期になったら、こちらの本を1冊一緒に渡してあげてもいいかもしれません。

小学生からのお金や経済のしくみ本

小学生になったら、もう少しお金と経済について学習していきましょう。

経済の話となると、大人でもちょっと敬遠したくなるような話が多い…イメージですが、子ども用にわかりやすく書かれた本を子供と一緒に読むことで、新しい発見が必ず見つかります。

こんな時代、お金に関して無知で生きていくことは本当に危険なこと。

お金や経済に関して、しっかりと親子で話し合ってみてください。

ドラえもん社会ワールド お金のひみつ

みんな大好きドラえもんが、お金の歴史から始まって、貨幣の誕生、経済の仕組みや税金・為替など、様々なテーマをわかりやすく解説してくれます。

こちらの本はマンガを使って解説されているページが多数なので、小さなお子さんでも抵抗なくお金について勉強できます。

うれしいのは、おこづかい帳の付け方といったお金に対するリテラシーをアップさせるページ。

私もそうでしたが、海外に住んでいるとお小遣いをあげるという習慣がなかったり、たとえお小遣いをあげていても、現地では使う機会が極端に少なかったりしたので、きちんとお小遣い帳に記録することを教えられなかったという方は周りにも多くいました。

ドラえもんのマンガを読みながら、お金に対するリテラシーを学べます。

小学校低~中学生向けの格好の経済入門書です。

\お金に関して学んだら次は経済について。ママも一緒に勉強しましょう/

学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと

こちらは、シリーズ累計100万部が売れているという、大人気の「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ第3弾

全編、なかなかパンチのきいているマンガで構成されています。

庶民派代表の一代がお小遣いをねだって断られている描写は、子供心に共感できるのかもしれません。

どちらかというと、ドラえもんが教えてくれる清く正しい正統派とは真逆の、お上品ではない表現があったりしますが、きっとそういうところが子供たちは大好きなんだと思います。

さすが累計100万部を売り上げているシリーズなので、内容も実は深いです。

お金を増やすために、じゃあお金をカラーコピーしたらどうなるの?

お金の貸し借りをすると、人間関係にひびが入るかも!

などなど、

ちょっとほかのお金・経済の本とは違った目線で書かれている内容も多く、子供には知っておいてほしいお金にまつわる道徳心なども書かれているところが良かったです。

小学校3年生くらいから。

\大人も読みたい!お金が動かす世界とは?/

\「お金のこと」「お金が動かす世界」「お金の計画性が身につくおこづかい帳」の3冊セット/

小学校高学年~大人も読みたいお金と経済のしくみ

10歳までに身につけたい子どもが一生困らないお金のルール

「10歳までに身につけたい子供が一生困らないお金のルール」は、Amazonの家庭教育部門で第1位を獲得している、実力本です。

こちらの本は、大人向けの本になるのですが、まずは大人が「なぜ今、お金のことを身につけなければいけないのか」を理解する必要がありますよね。

子供はもちろんですが、大人だってお金に関することはしっかり習わずに、今まで普通に生活してきてきました。

でも、いざ子供に教えようとしても「どうやって教えたらいいんだろう?」と悩むことってありませんか?

そんな時にぜひ読んでいただきたいのがこちらの本です。

実は、この本の著者は、年に100回以上も開催されている、お金のことを親子で学ぶ「キッズマネースクール」の代表、三浦康司さん。

キッズマネースクール

まさに、10歳までに身につけておきたいお金のルールを、年間100回以上も多くの子供に教えているんです。

そんなキッズマネーのプロが書いたお金の本、ぜひパパやママに読んでみてほしい1冊です。

10歳から知っておきたいお金の心得〜大切なのは、稼ぎ方・使い方・考え方

こちらの「10歳から知っておきたいお金の心得」

表紙がとてもかわいらしいので、小さい子ども向けかと思いきや、かなりしっかりとした内容で、大人が読んでもものすごく勉強になるような内容ばかりです。

  • 物の価値ってどうやって決まるの?
  • 税金や社会保障って何?
  • 投資でお金は増やせるの?

こんな質問に皆さん答えられますか?

私は、無理でした(笑)

実はこちらの本、キッズ・マネー・ステーションというスクール代表、ファイナンシャルプランナーの八木洋子さんの監修の本になります。

実際にスクールでも子供たちにお金の大切さを教えているからこそ書ける説得力は、さすがだと感じました。

10歳からとタイトルにはありますが、10歳で理解するのはちょっと難しいかもしれません。

小学校高学年から、中学生、高校生にもぜひ読んでもらいたい1冊です。

マンガでわかる! 10歳からの「経済」のしくみ

こちらの本は、タイトルの通り「経済」についての仕組みが、マンガでわかりやすく書かれています。

お金の使い方、というよりも、世の中の経済について。

例えば、財務省と金融庁って何が違うのか、答えられますか?

もちろん私はまったく答えられません!

貿易についてや、インフレデフレに関してなど、かわいいキャラクターが教えてくれるのでとってもわかりやすい。

2020年2月に改訂版が出たばかり。

軽減税率についても書かれていますよ。

こちらも小学校高学年くらいから、もちろん大人が読んでもしっかり勉強できる内容です。

親子で学ぶ お金と経済の図鑑

こちらの本は、ぜひ親子で一緒に読んでいただきたい、お金と経済の図鑑です。

図鑑、というだけあって、イラストも情報も豊富。

マンガで書かれているものは、抵抗なくさらっと読めるので、お金を学ぶ入門書としてはいいですが、もう少し一つのことを深く知りたい場合はこちらの本がおすすめです。

こちらの本は、世の中の経済について詳しく知りお金の使い方について親子で話し合ってみよう、といった傾向が強いです。

仮想通貨やビットコインなどに関しても書かれています。

さらに、日本人がどれくらい稼いでいるのか、日本ではどれくらいお金があれば暮らしていけるのか、生涯賃金や貧困について、国と地方自治体、日本と世界など、普段なかなか知ることのない情報もわかりやすく解説されています。

巻末には経済用語集も用意されているので、まさにお金経済の辞典として、大人の学び直しにもピッタリな教材になっています。

お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!

最後にご紹介するのが、こちらの本。

著者のお子さんが、ライフネット生命保険の取締役社長 岩瀬大輔さんや

日本マクドナルド代表取締役会長兼社長の原田泳幸さんなど、著名人に突撃インタビューしている本です。

  • 100円マックって儲かるんですか?
  • サッカー選手ってどうやってお金をもらってるんですか?

子供ならではの視点で、大人が聞きにくいような質問にしっかり答えてくれている、読み物としてもとっても面白い本になっています。

13歳でもわかるように、と書かれていますが、大人でもうーーーんとうなってしまうような経済本。おすすめです。

親子で学べるお金の本11冊:まとめ

お金の話

今回は、大切なお金について親子で学べる8冊をご紹介しました。

いろいろなお金の本を読んで感じたことは、子供には絶対に教えておきたい大事なことではあるけれど、実は親の私も全く知らないことだらけだった。という衝撃的な事実でした。

お金は大事といいながら、後回しにしてきたことだったと反省するとともに、目からうろこがポロポロと落ちるほど、いろんな発見があって、

本当に勉強してよかったと感じました。

ぜひ、この機会にお子さんと一緒に「お金の勉強」をしてみてください!

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自分で考えて行動する力をつけるおすすめ本を紹介しています。

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